Facebookに注意！？SNSで不採用になった事例。

人事はSNSを見ている！？

さて、今回はSNSと就活というテーマでの記事になります。FacebookやTwitter、Instagramなど、利用している方が多いのではないでしょうか。企業名などは出せないのですが、SNSが原因で不採用にしたという事例もありましたので、あなたのアカウントは大丈夫！？という話をしていきたいと思います。

そもそも、個人のSNSを人事は見ているのでしょうか。これに関しては、実際に事例がありましたので、結論から言えば見ている企業があることは確かです。

ここからはデータがあるわけではないので推察になってしまいますが、見ている企業は多いでしょう。少なくとも見られている可能性をしっかりと認識していただきたいと思います。

なぜ見るの！？人事が気にする「採用リスク」とは

みなさんが調査されるのはSNSだけではありません。実は内定を出す前に入念なチェックが行われているのです。

なぜ入念に行うかですが、新卒採用を始めとして、企業の採用活動というのは非常にお金がかかります。

就活サイトへの掲載費やセミナー会場の費用、ウェブテストなどの運営会社への費用など、様々な部分で多額の費用が発生しています。もちろん、たくさんの社員が採用活動に関わることになるので、人件費もかかります。

それだけのコストと労力をかけて採用した人材が、例えばコンプライアンス違反を起こすような人であったり、数ヶ月などの短期間で退職してしまう人であったりすれば、大きな損失です。

そういったリスク、つまり「採用リスク」がある人がどうかを入念にチェックするのです。

SNSでバレてしまう採用リスクとは！？

SNSそのものは企業も採用に利用していく流れがあります。デザイナーをinstagramで採用するというユニークなものもありましたね。

採用リスクを恐れてSNSを消してしまうというのも１つの手ですが、SNSをやっていること自体はマイナスではありません。

SNSにどのような投稿があると採用リスクありと判断されてしまうのか、一つ一つ見ていきましょう。

飲酒による失態やセクハラを疑われる写真

学生時代、サークルやゼミなどで飲み会は必ず経験すると思います。中には、ついつい飲み過ぎてしまい失敗してしまった…という方もいるのではないでしょうか。

自分ではアップロードしていなくとも、タグ付け等でそういった写真が第三者に見られてしまう状況になってはいないでしょうか？

情報モラルのない人と判断されてしまう投稿

こちらが実際にあった事例となります。

あくまで１つの事例ですが、ある企業が採用期間中に自社の名前で検索をかけていました。「◯◯社の面接を受けた」や「◯◯社のES通った」などの投稿は多々あるのでチェックしていたわけですね。

その中で、選考会の会場の写真を載せてしまっている学生を発見してしまい、不採用としたというものです。

最近では選考や説明会、インターンシップにおいて、内容をSNSに投稿しないように注意喚起する企業も多くなっています。

情報モラルは学ぶ機会が少ないので、疎い方も多いかと思いますが、不特定多数の方に見られてしまうアカウントであれば注意が必要です。

就活時期は精神的にも辛いものがあるので、発散したくなる気持ちもわかりますが、つまらないことで不採用とならないよう気をつけていきましょう。

ESのコピペ、テスト代行などの不正が疑われる投稿

Twitter等で検索すると驚くほど出てくるのがこちらの投稿です。

個人を特定できないアカウントでの投稿が多いですが、中には顔写真、学校名、学科名、生年月日などが載っているアカウントも見受けられます。

本名でなくとも完全に特定されてしまうので、配慮が必要ですね。

さて、いかがだったでしょうか、

就活をいよいよ始めるぞという段階で今一度、自分のアカウントを見返してみましょう。現在はほとんど利用していないというアカウントも一度チェックしてみると良いと思います。

情報モラルは入社後にも重要な項目となるので、これを機に考えてみることも必要かもしれませんね。