ベンチャー企業って結局どうなの??新卒入社は危険!?フレックスタイム、年俸制、みなし残業を徹底解剖! – 職レポ
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ベンチャー企業って結局どうなの??新卒入社は危険!?フレックスタイム、年俸制、みなし残業を徹底解剖!

就職活動で1度は聞くことになる「ベンチャー企業」という言葉・・・今回はそのベンチャー企業についてまとめていきたいと思います。何となく良いイメージを持っている方やもちろん逆の方も正しく理解して選択肢に加えていただけたらと思います。

ベンチャー企業ってそもそもどういう意味?スタートアップ、ミドルベンチャー、メガベンチャーの違いは?

ベンチャー企業と聞くと、何となくIT企業を思い浮かべる方が多いと思いますが、そもそもの意味にITが含まれているわけではありません。

ベンチャーとは新規事業の立ち上げを意味します。既に存在する企業が新規事業を立ち上げることを社内ベンチャーなんて言ったりもします。

ベンチャー企業と呼ぶかどうかには明確な基準はありませんので曖昧ではありますが、おおよそ創業から20年以内の企業がベンチャーと呼ばれているようですね。

その中でも、区分として、スタートアップミドルベンチャーメガベンチャーなんて呼び方をします。

この3つにも明確な区分はありませんが、従業員数や売上高により分けられることが多いです。

従業員数1000人以上、売上高1000億円以上となればメガベンチャーと表記されることが多く「楽天」「DeNA」「サイバーエージェント」などがこれに当たります。創業年数の点から言えば、そろそろベンチャーという枠組みから外れそうな3企業ですが、就活における表記はまだまだメガベンチャーとして括られそうです。

一方、ミドルベンチャーは従業員数500名前後、売上高500億円前後の企業指す場合が多いです。

クックパッドやmixiなどがそれに当たりますね。もちろん、ここまで名前をあげた企業以外にもたくさんのメガベンチャー、ミドルベンチャーが存在します。これから、合同説明会等で名前を聞く機会もあるでしょう。

近年では、IT系のベンチャーが台頭していますので、ベンチャーに対してITのイメージを持つ方がいることも納得です。

最後にスタートアップは創業から間もない企業です。新卒採用を行なっていない企業も多いので、皆さんの就活の選択肢には入ってきづらいかもしれません。

徹底解剖!フレックスタイム、年俸制、みなし残業の良い点と悪い点

 

さて、メガベンチャーやミドルベンチャーには、一般の大手企業にはない仕組みを取っている企業があります。説明会等では、聞こえよく説明されますので、初任給が高い、自由な社風といった良い印象を持つ方もいることでしょう。もちろん良い面もありますが、悪い面もありますのでしっかりと把握していきましょう。

フレックスタイム

フレックスタイム制とは出勤時間が自由であるという仕組みです。通常は9:00-18:00など出勤時間が決まっています。フレックスタイム制の目的は、勤務している時間に対してではなく、仕事の成果に対してお金を払うことです。

そのため、昼から出勤しようと、夜早く帰宅しようと、企業側が提示する仕事量をこなすことが出来れば関係ないという、比較的合理的な考え方です。

年功序列ではなく、実力・成果主義の企業が取り入れる傾向にある制度ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

フレックスタイムを採用している企業であっても研修期間中は出勤時間は定められていますし、配属される部署によっては研修後も出勤時間が定められています

私の所属している企業でも、フレックスタイム制は採用されていましたが、本当の意味で自由な出勤となっていた社員は、一握りでした。

一般的にフレックスタイム制が採用される企業の仕事量は平均以上に設定されます。そのため余程優秀でない限りは、会社を早退とまではなりません。

部署の決まりにも左右されますので、入社から数年間はフレックスタイム制であっても一般の企業と同じような働き方になると考えておいたほうが良いでしょう。

年俸制

年俸制とは年の始めに年間の給与を契約する仕組みです。ただし、1年分まとめて支払われるというわけではなく、分割し、月給制と同じように支払われます。

年棒制の場合はボーナスなどの賞与が年棒の中に含まれているかなどを確認しましょう。最近では含まれている企業が多いようです。

例として年棒500万円の場合、その額を16等分し普段は31万円が賞与の月には93万円が支払われます。

年俸制の場合も毎月給料が振り込まれるという点は変わりませんので、体感としてはあまり変わらないかもしれませんが、支払いが給与のみという場合が多いので細かい確認が必要です。

この後にお話しする、みなし残業を始め、家賃補助や結婚手当など月給制の大手企業にある福利厚生がないという場合も多いです。

年俸で給与を提示された場合、果たして本当に給与水準が高いのかどうかという点は考えてみる必要がありますね。

みなし残業

みなし残業とは、月のベースとなる給与に残業代が一定時間分含まれているというものです。40〜60時間分の残業代が含まれている場合が多いです。

これは実際に残業がこの時間よりも少なかった場合も、みなし残業分の給与を受け取ることはできますが、基本的にその時間分残業をすることになるからこそ、みなし残業が定められるわけです。

このみなし残業を超えた分は追加の残業として残業代が払われることになります。

どうやって見抜く?説明会で騙されるな!数字のからくり

上記の年俸制やみなし残業のように、待遇や業績をよく見せる工夫を企業は行います。

企業としては優秀な人材を採用したいと考えますので、悪く見せるようなことはしないのが当然です。ベンチャー企業はいわゆる中小企業です。

福利厚生や給与などの待遇を良くする企業的な力は、大手に劣ってしまうと考えるのが一般的です。

もちろん社員への待遇を手厚くするべきと考える経営者もいますので、一概には言えませんし、メガベンチャー出身の私としては、良さもたくさん知ってますのでオススメしたい気持ちも大いにあります。

ただ、提示された数字をそのまんま飲み込んでしまうと、思っていたのと違うという風になります。

給与について

まず、ベンチャー企業に提示された給与が果たして高水準かどうかは考える必要があります。

例えば初任給25万円の月給制の企業と32万円(みなし残業50時間)の企業のどちらが高水準かを比べてみましょう。 月給25万円の場合 労働時間を170時間として、時給は約1500円となります。50時間の残業を行なった場合は75000円が追加で支払われることになります。みなし残業は残業が少なかった月も支払われますのでこの二つの例の場合はほぼ同水準と考えて良さそうですね。

年俸520万円(賞与、みなし残業50時間/月を含む)で提示された場合が二つ目の例になります。初任給としては非常に高水準に感じますが残業代を加味すると月給25万円の企業と同水準であることは認識しておきたいですね。いづれにせよ、どちらの例も十分高水準ですが・・

ただし、この月給25万円の企業が毎月家賃補助を3万円支給するということになれば、後者の企業よりも実質的に年間でもらえる給与が高くなる可能性が出てきます。

働き方改革で残業を減らす動きもありますので、長時間働いてでも給料が欲しいという方はみなし残業も良い選択かもしれませんね。

成長率について

説明会等で説明される数字をそのまんま鵜呑みにしないようにしましょう。

ベンチャー企業の説明会で企業の成長率(売り上げの伸び率)製品のシェアがPRされる場合があります。

成長率200%などと聞くとものすごく業績の良い企業に聞こえますが、例えば前年の売上高が20億円の企業と500億円の企業では意味合いも変わってきます。

国内シェアに関しても、その分母は何になっているかは考える必要があります。国内シェア1位であってもある程度限定的な条件においてであったり、そもそも競合となる製品を取り扱う企業が少なかったりします。


ここまではベンチャー企業に騙されるな!といった内容の記事になってしまいましたが、若手のうちから大きな裁量権を持って仕事が出来たり、実力で評価されやすかったりと良い面もたくさんあります。

就活は、企業がみなさんを選ぶと同時に、みなさんも選ぶ立場であるので、印象や安易な考えで判断せず、良いスタートが切れるよう取り組んでいただけると幸いです。

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